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シザーハンズ/edward SCISSORHANDS
20051115221409.jpg

エドワード①日中でも見ていたい

ジョニー・デップと言えば、現在ブレイクしている俳優さんの一人なので、皆さんご存知ではないかと思います。
この作品は、子供に聞かせる簡単なストーリーのような雰囲気のある話です。監督はティム・バートン。子供らしい、しかし、どこか現実の影の部分を見せるのがお得意な監督ですね。

町外れの城に化粧品のセールス・ウーマンのペグが訪ねていって
そこに住んでいる不気味な人造人間を家に連れて来る。
しかしかれは見た目こそ恐ろしいが心優しい青年だった。

それがジョニー・デップ演じるエドワードだ。
その相手役キムにウィノナ・ライダー。

両者とも若いですね。役の若さ故の至らなさが物語に大きく影響しています。

初めて町におりて来たエドワードの喜び。キムの写真をみたエドワードの淡い恋心。キムの恋人から受けた待遇へのエドワードの怒り。ずっと城に住んでいた、まだ子供のエドワードの表情は素直で繊細でなければなりませんが、ジョニー・デップはそれを巧みに演じています。

エドワードは青年ですが、子供に対するそれと同じような愛おしさを感じますね。

音楽はダニー・エルフマン。彼の音楽センスはいつ聞いても素晴らしいですね。ファンタジーなティム・バートンの世界には欠かせないのも頷けます。音楽が語るという表現が正しいエルフマンの音楽です。その語りを聞いて、引き込まれずにはいられません。

この映画は本当に分かりやすい映画です。
キャラクター、背景構成、すべてを単純に分かりやすくしていますね。
いい人はいい人。悪い人は悪い人。好きは好き。嫌いは嫌い。

顔が傷だらけのエドワードは、まさに父を亡くし城の外にも出られない傷ついた青年であったわけです。

自らの持つシザーハンズ(凶器)を上手く使いこなすエドワード、しかし慣れているにもかかわらず、慣れていないことには思いがけず傷ついたり傷つけたりしてしまう。
自分を守ろうとしてハサミを前に出してしまったりする。

その傷をペグが優しく治そうとする。

見えてきませんか?視覚化された一青年の内側が。
感じてください。ハサミに守られ苦しめられる人間の孤独と愛を…。
[READ MORE...]

ベニスに死す/MORTE A VENEZIA
ベニスに死す


好きだーーーーーー

ビョルン・アンドレセン!!

皆さん。この作品はご存知でしょうか。
(何事もなかったかのように始めたー・・・)
ドイツのノーベル文学賞作家トーマス・マンの小説が原作になっている、ルキノ・ヴィスコンティ制作の有名な映画です。

老いた音楽家、ダーク・ボガード演じるグスタフ・フォン・アッシェンバッハが療養の為にヴェネツィアにやってきて、そこのホテルで美青年タッジオに恋をするんですね。
この美青年を演じたビョルン・アンドレセンが本っっ当に美しいんです。彼の美しさは作品中で変わることなく輝き続けるのですが、アッシェンバッハは彼の美しさにのめり込むうち、どんどん、どんどん、自分を見失っていくんですね・・・。

タッジオへの恋の苦しみから逃れる為、アッシェンバッハはホテルから去ろうとするんですが、荷物の手違いがあってホテルに戻ることになるんです。その場面のダーク・ボガードの演技は本当に素晴らしいです。彼の心理が見事に描き出されるシーンですが、音楽と演技だけですべてを表現してしまうんですね。
実際この映画は、台詞がとても少ないです。その分ボガートに要求された表情演技はレベルの高いものになったでしょう。

心理表現がよく表れるアッシェンバッハとは逆に、タッジオは表情を大きく変えません。そこがまたタッジオの美しさを高めているのではないかと私は思います。タッジオはいつも絵のように存在して世界を見ているんですね。本当に美しい。神話世界にいそうな、非人間的なものさえ感じさせます。アッシェンバッハがタッジオに恋する気持ちも分かる気がします。

また、彼の母親であり、たびたびタッジオを呼ぶ綺麗な貴婦人はシルヴィアーナ・マンガーノが演じていました。彼女も本当に美しい女優さんです。

きれいなヴェネツィアの街もどこか寂しいこの映画は、まさに美と死の映画です。

結局、美を求めた芸術家は、美によって、理性を(=自分を)失い、欲望のまま美を追い、・・・その先に突然の死を迎えるんですね。
自分を見失い、タッジオにのめり込むアッシェンバッハをよく表しているのが、作中最後にピエロのようになったアッシェンバッハの顔です。
その滑稽な顔に気づかないアッシェンバッハ・・・。美しいタッジオ・・・。

美しい映画です。どこか悲しい映画です。
静かに流れていく美しい映画です。私の大好きな映画の一つです。
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